お蔭様で今季2勝目を、ようやく飾ることができました。
実は、ニトリレディスで痛めた右手首が、ゴルフ5レディスのプロアマ大会終了時点で 痛みが強くなりました。
トレーナーの治療を受けて様子を見ていましたが、試合第1日目の朝の練習をした時に痛みがあった為、事務所に電話して試合の途中で棄権する可能性があることを伝えました。
事務所では、申プロからの電話を受け病院の手配(申プロが受けたい治療法をして下さる病院を探す)をしていました。
しかしながら、いっこうに申プロが棄権したという知らせがありません。
トーナメントのスコア速報を見ると、4アンダ―でトップに立っている。「これは、やめるにやめられなくなったな?」と思って待機していました。
初日が終わってみれば8アンダーというビックスコアでトーナメントリーダーでした。
キャデイさんの話しによると、初日が終わって2日目をやるべきか、棄権しようか悩んでいる申プロに対して「自分は申プロの考えに従うから、棄権しても大丈夫だよ」と伝えたそうです。
試合は、キャディと選手の二人三脚で行うものですから、自分の考えだけを押し付けて辞退するのも申し訳ないという申プロの気持ちを、わかっての言葉だったのでしょう。
この時、申プロは次の大会「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」の事を考えていたのだと思います。
「無理をして次のメジャー大会への出場ができなくなったらどうしよう」
結果はプレーオフを制しての優勝でした。以下が申プロのコメントです。
「お陰様をもちまして、先日の『ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント』において優勝することができ ました。
これも、日頃より皆様の応援のあるお蔭だと、深く感謝致しております。
今年のトーナメントは若手選手の活躍が著しく、アグレッシブに挑戦する姿を見て私も刺激を受けております。
プレーオフを戦った小祝さくらプロも素晴らしい選手です。
正直なところプレーオフを制してホッとしました。
トーナメントも後半戦となりますが、1試合ごとに集中して頑張りたいと思っております。
今後ともご指導ご鞭撻の程、そして多くの応援を、宜しくお願い申し上げます。」